仕事をしていると問題は日常茶飯事(にちじょうさはんじ)です。
経営の問題、品質の問題、システムの問題、
教育の問題などあらゆる問題が発生するのがビジネスの実態かもしれません。
でも、問題解決をしないと仕事ははかどりませんし、
業績もアップしないのは目に見えています。
ここでシンプルですが、
非常に効果のある問題解決方法を紹介します。
まず、品質の問題解決であれば、
過去データを分析します。
過去データは、前年度のクレーム件数、クレーム不良項目、社内不良率などで、
まず改善したい項目を決定します。
社内不良率の低減が最優先事項であれば、
不良項目毎の不良率データを不良率の高い順に並べ替えます。
すなわち、パレート図を作成します。
その不良率のワースト3を徹底的にたたくのです。
最初ステップは、ワースト1のみで構いませんので、
発生原因の真因を分析して、その真因に対する対策を実施します。
1回で解決しない場合は、
何度もワースト1の対策を実施します。
効果の確認ができたものを標準化していきます。
この最初のステップをクリアできれば、
問題解決の大きなうねりができたことになります。
この方法をワースト3まで実践すれば、
大半の品質問題は解決します。
整理しますが、
(1)過去データで最重要事項をピックアップする。
(2)最重要事項をパレート図を作成して優先順位をつける
(3)なぜなぜ分析でワースト1の真因を明確にする。
(4)ワースト1の真因に対する対策を実施する。
(5)対策効果が確認できれば、標準化する。
(6)上記の方法をワースト3まで繰り返す
この方法は、品質だけではなく、経営などの全ての問題解決に対応できます。
シンプルですが、実践する人が少ないのは事実です。
この方法をやれば、必ず成果がでます。
奥田将視
★ブログランキングに参加しましたので、ぜひクリックいただけると嬉しく思います↓
クリックが多いブログほどランキング上位になる仕組みのため、とても励みになります!
なお、いいね!と違って、クリックしたことは誰にもわかりませんしID等も不要です!