この本「天才」は田中角栄の生き様を独白調で書いた本です。
石原慎太郎さんの文章が小気味よく良かったです。
先日、天才を読み始めてその書評を書きました。
今先ほど読み終えて、
改めて田中角栄のすごさを思い知りました。
この本を読むと日本の政治に実態や政治そのものが
どのように動いているのが如実(にょじつ)にわかりました。
この本を読むと、
今、加計学園や森友学園で細かなことをマスコミが騒いでいますが、
瑣末(さまつ)なことで大きな政治ができないことの弊害を感じます。
田中角栄が行なった政治の時期は、
高度経済成長の真っ只中であり、
日本全体が日本列島改造論を実現できるエネルギーに満ちていたこともあります。
でも、その背景を差し引いても
田中角栄の政治家の存在は異彩を放つものだと思います。
アメリカのトランプ政権のような癖があったとしても、
強力なリーダーシップが求められます。
結局、日本の政治の方向性として、
本質を見失った糸の切れた凧(たこ)のような状態を脱するには、
田中角栄のようなカリスマ性の備えた絶対的なリーダーは必要だと私は思います。
奥田将視
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