この本は日産自動車のV字回復に大きく寄与した
カルロス・ゴーンさんの「熱血教室」をライブ収録したものです。
今、私は中小企業の再建に取り組んでおり、
その参考になるのだろうという期待を込めてこの本は読みました。
結論としては、
以前カルロス・ゴーンさんの著書は何冊か読んでいたので内容的には同じでした。
しかしながら、自分の立場と照らし合わせると、
カルロス・ゴーンの経営に対する考え方が
非常にリアリティーのある重さを持った形で伝わってきました。
カルロス・ゴーンさんの経営論は
当たり前のことを当たり前に実行することだということです。
非常に真面目な方ですが、
ニュースになるようなCEOとしての数億円の報酬を
得てる方の経営論が参考にならないわけがありません。
この本で得られた内容は下記の通りです。
・変革と決断
・事実を確認することの重要性
・中長期の目標と短期的課題
・リーダーの育成と評価
・逆風下でこそ問われるリーダーシップ、問題解決力
・TQCの手法を用いて問題を処理して行く
特に私が共感したのが、
カルロス・ゴーンさんがTQCの手法を問題解決に使用している点です。
これには驚きました。
というのは、TQCの手法を私も用いているからです。
この方法が最も優れていると思っているので、
このことを知った時は「なるほど」とうなずいてしまいました。
ルロス・ゴーンさんの経営手法を
モデリングできる部分は徹底的にやりたいと思います。
奥田将視
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